機器接続に必要なHDMIケーブル。ハイスピードや4K対応など規格の違いがあるうえ、様々な種類があり、どれを選べばよいか悩んでしまうと思います。
今回は、HDMIの規格事の違いについて解説しますので、参考にしてみてください。
目次
HDMIケーブルの規格とは
現在主流の規格は主に4種類あり、出力できるリフレッシュレートや解像度が違います。
基本的に外観では判別できません。後からわからなくならないように購入時の情報を控えておくことが大切です。
バージョン | カテゴリ | 帯域幅 | 特徴 |
---|---|---|---|
HDMI 2.1 | ウルトラ ハイスピード | 48Gbps | ゲームモードVRR eARC |
HDMI 2.0 | プレミアム ハイスピード | 18Gbps | HDR |
HDMI 1.4 | ハイスピード | 10.2Gbps | 主流 基本これ |
HDMI 1.2 | スタンダード | 4.95Gbps | 市場でほとんど見かけなくなった |
リフレッシュレートと帯域幅について
リフレッシュレートとは、「画面が1秒間にどれだけ更新されるか」ということです。
リフレッシュレート値が高いほど。アニメーションを動かす際も、多く枚数、絵を描くことによって精細な動きをだすことができます。ゲームも同様です。
画面の大きさ(解像度)とリフレッシュレート別に、表示するために必要な帯域幅を表にまとめてみました。
例えば4Kで60 Hzを出す場合、必要な帯域幅は「12.54 Gbps」です。
HDMI 1.4だと10.2 Gbpsしか無いので帯域幅不足で表示できません。HDMI 2.0であれば18 Gbpsで帯域幅が足りるので、60 Hzを表示が可能となる仕組みです。
おすすめHDMIケーブル
中華製のメーカー名すら分からないHDMIケーブルを選ばない限り、基本的にケーブルの性能と品質は十分です。
私が利用している実績のあるHDMIケーブルを紹介しておきます。
<HDMI 2.0>
<HDMI 2.1>
おわりに
今回の記事で、HDMIケーブルの帯域幅が大きいほど、より大きな解像度及びリフレッシュレートに対応できることが理解できたと思います。
規格が違ってもコネクタの形は一緒なので接続は可能ですが、古い規格のHDMIケーブルを使用すると解像度やリフレッシュレートが下がってしまいます。
実は気をつけるべきなのは、HDMIケーブルの方ではなく、モニター側(TV側)についてるHDMI端子の性能です。HDMI 1.4対応と書いていても、説明書を読むと「最大120 Hzまで」と条件付きだったりします。
機器の性能を発揮させるためには、モニター性能を把握して、入出力機器とHDMIケーブルの規格を合わせるようにしましょう。
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