みなさまは写真の画像ファイルはどこに保存していますでしょうか。
スマートフォンやPCに保存して容量が圧迫している方がよく見られます。
対策として、無制限クライド保存可能な「Google フォト」を利用する方が多いですが、
近日サービスが終了してしまうことから、大量に保存していた画像の行き場を失った人達は多いのではないでしょうか。
そこで「Amazon Photos」が着目されていますので、どのようなサービスか紹介したいと思います。
目次
2021年5月末にGoogleフォトのサービスが有料化
Googleフォトでは「元のサイズ」を選んでいれば、最大15GBまで無料であり、「高画質」では無料で無制限保存できるようになっていました。
そんな魅力的な無制限サービスが、2021年5月末に終了してしまいます。
いよいよ大きな変化が訪れることになります。
NASを導入して保管する方法もありますが、初期導入費用や電気代増加。
更にはHDDの寿命や破損により、データを失うリスクが伴います。
バックアップ機を用意して2台構成もありですが、コストは倍増です。
そこで活用できると思えたのが「Amazon Photos」になります。
「AmazonPhotos」とはどのようなサービスか
Amazon会員だと5GBの無料ストレージが付与されますが、プライム会員だと、画像を無制限で利用可能となっております。
Googleフォトから無料で容量無制限の提供終了が発表された今、にわかに脚光を浴びているのです。
メリット1 画像の劣化がない。
AmazonPhotosの最大の利点は、どれだけ大きな画像ファイルであったも無圧縮で保存できることであると私は思います。
解像度や品質を落とさず保存できるので、一眼レフなどの本格的なカメラで撮影した高画質画像をオリジナルサイズのまま保存できるのは大きな魅力のひとつです。
ファイル形式も下記表の通りであり、私はNikonを愛機としているのですが、NEFファイルも無制限で保管できるのはとても喜ばしい限りですね。
写真とビデオのタイプ (対応するファイルの種類は、変更される可能性があります。) | 写真: JPEG、BMP、PNG、GIF、大部分のTIFF、HEIF、HEVC、HEIC、および一部のRAW形式のファイルに対応しています。 ビデオ: MP4、QuickTime、AVI、MTS、MPG、ASF、WMV、Flash、HEIF、HEVC、およびOGGに対応しています。 |
RAWファイル形式 (対応するファイルの種類は、変更される可能性があります。) | Nikon(NEFファイル) Canon(CR2ファイル) ARW(Sony) CRW(Canon RAW CIFFイメージ) ORF(Olympus)ファイル DNGファイル |
メリット2 最大5名まで容量無制限のフォトストレージを共有できる
Amazon Photosでは、プライム会員以外(無料会員)だと利用できるストレージ容量が5GBまでに制限されてしまいます。
しかし、「ファミリーフォルダ」機能を使えば、なんと最大5名までプライム仕様のAmazon Photosアカウントを共有可能となります。
つまり、アカウントを共有された人は、無料会員のままで容量無制限のフォトストレージが利用できるということです。
共有フォルダに保管しなかった場合、それぞれのメンバーがアップロードした写真は他のメンバーに共有されることはないので、プライバシーを保ったまま利用できます。
メリット3 データ紛失の恐れ無し
こちらはGoogleフォト同様ですが、クラウド保存されるので、データの破損や紛失の恐れはありません。
上記でも触れましたが、PC内の保存やNAS保存だとHDDが破損した場合、データが吹き飛びますのでお勧めできません。
メリット4 どこでも写真を閲覧できる
こちらもGoogleフォト同様ですが、インターネットさえ繋がればどこでも写真にアクセスすることが可能です。
スマホやタブレット、PCにテレビ等、アプリをインストールされていれば端末も問いません。
数年前の思い出を場所や保存容量を問わずに閲覧できるのはとても便利ですよ。
デメリットについて
<プライム会員から抜け出せない>
プライム会員を解約してしまうと5GBストレージとなってしまいます。
うまく出来てますね。
<プライム会員でも動画ストレージは5GBまでしか使えない>
こちらが痛い。動画は別な方法で保管を検討する必要がありそうです。
Amazon PhotosとAmazon Driveの違い
Amazonが提供するクラウドサービスはAmazon Photosの他に「Amazon Drive」というものが存在します。
Amazon Photosが画像・動画専用なのに対し、Amazon Driveはその他の一般的なファイルに対応しているのが違いになります。
画像閲覧に特化したのが「Amazon Photos」で、その他のファイルの保存なら「Amazon Drive」と使い分けるのがおすすめです。
参考ページ<Amazon.co.jp ヘルプ: Amazon PhotosとAmazon Driveの違い>
おわりに
以上のことから、Amazonphotosへの移行が増えてきてます。
クラウド保存することで無数のデータをいつでもどこでもアクセスでき、紛失・破損の恐れがないことは大きなメリットではないでしょうか。
また、スマホやPCにアプリを入れておけば、自動取り込みも可能です。
年々向上するカメラ性能しており、データ容量が大きくなる写真のバックアップ先としては、理想的ではないでしょうか。
会員の方は是非利用してみては如何でしょうか。
また、プライム会員には他にもメリットはたくさんあり、おすすめのサービスですよ。
・クラウド保管で安心安全
・ネットがあればどこでもアクセス可
・ファミリーフォルダで最大5名利用可
・ただし、プライム会員に限る
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