細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』鑑賞。 millennium paredeの楽曲が作り出す壮大な疾走感

観てきました！

細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』、ようやく観てきました。

(実際に観に行ったのはもう少し前なのですが)。

公開をずっと楽しみにしていた割には遅い鑑賞となりましたが。

ちなみに過去にここで取り上げた記事はこちらです。

映画館の感染対策は万全とはいえ、なるべく人の少ない時間帯にと思い、

朝一の部に間に合うよう朝6時起きだった、というのは余談。

さて、映画の話ですが、

…思っていた以上に音楽が素晴らしかった！！

ノーマークでした。

millennium parade。King Gnuの常田大希さん率いる音楽集団が劇中歌を制作したということは

情報としては知っていたので、かっこいいだろうなとは思っていましたが、

や、こんなかっこいいとは。

メロディの運びと、音の壮大な奥行と、疾走感、近未来感と…。

曲と映像芸術のためだけでも映画館で観た価値があったと思いました。

歌手の中村佳穂さんの力強いけれど透明感のあるきれいな歌声もとても良かったです。

ちなみにこちらがmillennium paradeのオフィシャルHPです。独特過ぎて笑いました。

映像美と曲の良さは、こちらからもご覧いただけます。

公式が公開している、曲のMVです。

肝心のストーリーですが、…うーん。

好みはわかれるかなぁと思いました。

ディズニー系が好きな方は好きかも？

シンプルな物語で、展開も速いので、飽きさせない。

ただ、テンポが良すぎるのか、あっさりと展開していくような印象…

重苦しい映画が好きな筆者にとってはちょっぴり物足りなさが残る作品でした。

(そんな奴がそもそも観るなっていうツッコミは勘弁ください…)

とはいえ、これまで注目してきた芸術面のすばらしさ、

制作陣の熱い意気込みとエネルギーはとても伝わってくる、熱い映画です。

ストーリーは好みはわかれるとはいえ、

映像と音楽だけでも見る価値があると思ったのは真実。

まだご覧になっていない方は是非。