【クラウドストレージ】Dropbox利用可能容量を無料で最大限増やす方法

クラウドストレージとして有名なのは、「GoogleDrive」「OneDrive」「Dropbox」「iCloud」あたりでしょうか。
今回紹介するDropboxは初期容量2GBと他社製ストレージよりも少なめながら、抜群の安定性とWindowsやiPhoneはもちろんLinuxやAndroidといった多数のプラットフォームで提供され多数のユーザーを獲得している優れものです。
容量が足りなく、有料プランに変更するのも良いですが、どうせなら無料で最大限の容量を手に入れてみたいですよね。

1台のPCで利用可容量を最大限増加させる方法を記述していきます。

招待ボーナスによる使用量贈呈の条件について

Dropboxでは一定の条件を満たすと最大使用量増加サービスを受けることができます。
今回着目するのは「友人や家族、同僚に Dropbox を紹介する（1 紹介当たり500 MBアップ。最大 32 名まで紹介可能で合計 16 GB アップ）」です。

【公式】Dropbox にお友達を招待してもっと追加容量を獲得する

友人に紹介して、アカウントを作成及びDropboxのアプリケーションをダウンロードが完了されると紹介条件が承認され、使用量500MB アップする仕組みになります。

自身へ招待を行い、複数アカウントの作成すれば良いのでは。先に考えてしまいますが、こちらは対策されています。アプリケーションインストール時に端末情報を確認されてしまい、別アカウントであっても端末情報が同一と見なされれば、招待ボーナスは非承認となり成立しません。
つまり、一度DropboxをインストールしたことがあるPCやスマホでは、招待ボーナスを受けることが出来ないということです。

招待分のPCやスマホを用意することができれば自分一人で可能ですが、現実的に不可能と思われます。

仮想マシンを構築することで容易に自作自演が実現可能

上記の条件が正しいと仮定すると、端末情報を変えることで自演可能なのでは？

ということは、
仮想マシンを使い、1構築につき1招待することが可能なのでは。

結論、うまくいきました！

筆者はHyper-Vを使い、仮想マシンを32台構築しました。
Windows proでない方はVM Wareでもできますよ。

Hyper-Vに関して、過去に構築手順をまとめてありますので下記からどうぞ。
＜【初心者向け】「HYPER-V」を使った仮想化環境構築について_準備編＞
＜【初心者向け】「HYPER-V」を使った仮想化環境構築について_構築編＞

実証作業メモ

誰かの参考になれば思い、メモを記しておきます。
大まかな流れは下記の通りになります。

仮想マシンを構築する。

・OSプロダクトキー認証不要
すぐに環境を削除する為

・ローカルアカウントを作成について
最近のWindows10ではMSアカウント作成を強要してきて、ローカルアカウント作成画面が表示されません。MSアカウントを作成しても良いですが、正直手間です。
対策として、インターネット接続をしなければ（仮想スイッチを未接続）、MSアカウント作成画面ではなく、ローカルアカウント作成画面が表示されます。

捨てメールアドレスを用意する。

捨てアドなので何でもOK
ドメインから作るのが非常に楽ですね。

アプリケーションインストール後、ボーナス付与を確認する。

招待ボーナスを受けたいアカウントから、②で作成したメールアドレス宛に送信する
※Dropbox招待ページ　<ログイン>-<設定>-<プラン>
リンクをコピーして展開するのも良いですが、筆者はメール送信の方が楽でした。

・Dropboxアカウント作成
仮想スイッチを接続して、インターネット環境を利用できるようにしておきます。

先ほど招待メールを送信しているので、捨てアドレスに受信しているメール記載のURLからDropboxアカウントを偽名で作成する。
アプリケーションを仮想マシン内にインストールする。
インストールが完了すると、500MBが贈呈されていることを確認する。
※ボーナス付与と同時に招待したアカウント宛にメールが受信される。