自宅に設置していたYAMAHA RTX1200が古くなってきたので、リプレイスしました。

今回選定されたのは、「NEC IX2106」です。

IX2106は想像以上の働きをしてくれて、とても良い買い物をしたと思ったので備忘録がてら簡単にメモしておきたいと思います。

そもそもVPNルータってなに?

VPN対応ルーターを導入することにより、リモート環境(テレワーク環境)を構築することが可能です。

主に企業向けの技術であり、外出先から社内のファイルサーバーやPCにアクセスして操作することができます。

もちろん自宅にVPNルーターを設置して運用するのも良いです。

外出先でスマートフォンやタブレット、PC等から自宅に保管してある画像や動画、PCにアクセスして操作することが可能です。これって、とても便利なことですよね。

デバイスを問わず、大切なデータを自宅に保管できるメリットは大きいと思います。運用をきちんとすれば、どのデバイスでもアクセスでき、データ安全性を高めることができますね。

クラウド運用も魅力的ですが、通信速度やデータ容量、ランニングコストが気になるところです。

YAMAHA RTX1200 VS NEC IX2106 スペック比較

久しくRTX1200を不満なく愛用していましたが、IX2106と比べると大きく性能差がありましたので、気になるポイント部分を表にしてみました。

項目YAMAHA RTX1200NEc IX2106
スループット最大1.0Gbit/s最大2.0Gbit/s
IPSecスループット最大200Mbit/s最大1.2Gbit/s
Flash ROM16MB32MB
RAM128MB256MB
サイズ220×42.6×270 (mm)135×36×196 (mm)
質量1.5kg0.8kg
消費電力31VA(16W)以下14VA(7W)以下
定価価格125,000(税抜)81,000(税抜)

技術の進化を感じます。ここまで差が出るのであれば、もっと早くに切り替えるべきでした。

速度は抜群に速くなり(理論値として)、サイズも小さくなり、省電力運用ができます。しかも安い!

より快適なネットワークライフを楽しめそうです。

おわりに

紹介したVPNルーターは主に企業向けの技術を搭載したVPNルーターです。

正直、自宅運用ではかなりのオーバースペックです。利用する人は私みたいなインフラオタクくらいでしょうか。

とはいえ、設定はとても簡単になっており、コマンドを利用しなくてもGUI操作のみで完結できるほど素人でも構築できるようになっていました。

高額にはなりますが、十分楽しめる仕様になっているので、いじり倒していきたいと思います。